昨日久しぶりにブログに文章を書いたら途中でなにを書こうとしていたのか分からなくなってしまったのだけど、今朝起きて急に思い出した。「年末は、駅からの帰り道に似ているなあ」ということです。
用事が済んで、駅から自宅に帰る道というのは心が自由だ。道を間違えたり待ち合わせに遅れる心配とか細々としたことも含め、ずっと心に留めていたことが一気にクリアになって、だいたいは夜で、あとは眠るだけ。そんなときにポコポコと、よい考えは浮かんでくる。
そして、部屋のドアを開けると、それらは霧散してしまう。
年末には、そして年明け(仕事始め)には、そんな感じがある。暇なわけじゃない…どころかむしろ年末進行なんかで普段より忙しい状態の人が大半だろうけど、とにかく後少し日々を過ごせば一旦区切りがつくんだという希望があって、心が「仮自由」みたいな状態になっている。
だから今は来年に向けて楽しいことが思い浮かぶ状態だ。今年できなかったことも来年はできるような気がする。年が明けて仕事が始まれば、そんな夢から一気に醒めてしまうことは、もう40数年ニンゲンをやっている身としては分かっていなければいけないことなのだけど、僕は愚か者なので2日続けてブログを更新してしまった。