近況
・お陰さまで11月末くらいまでスケジュール埋まっております。
・りょくち真太先生の「戦国ベースボール」シリーズ 第6弾! 戦国ベースボール 三国志トーナメント編 2 諸葛亮のワナ! (集英社みらい文庫) が 集英社みらい文庫より発売中。表紙と挿絵など担当しております。2ヶ月連続発売の2冊目。信長チームと劉備& 諸葛亮チームがいよいよ決着!(野球で)
・リクルート「価値観タイプ×育児スタイルで診断!第2弾『赤すぐ』パパ・ママ診断サイト」のイラストを担当しました。遊んでみてください。みんな、診断系好きだろ!
・拙作「トーキョー無職日記」「トーキョー自立日記」の電子版が配信中です。
 ・kindle版
 ・iBooks版
 ・ebookjapan版
 ・kinoppy版
 ・kobo版

となっております。よろしくお願いいたします!
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連載中!
BS日テレで毎週金曜日20時から放送中の「ぶらぶら美術・博物館」のサイトにて、まとめイラストを担当させていただいております。
毎週放送終了後にイラストが更新されます。 2016年9月23日放送/ 220回『森美術館「宇宙と芸術展」 〜六本木ヒルズで宇宙旅行! 曼荼羅、ダ・ヴィンチ、流星刀!〜』の放送分はこちらです。

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りょくち 真太
2016/7/22発売!

「蜀ファイブタイガースの投手・劉備、捕手・諸葛亮に大苦戦する中、あの男が試合を決める一打を・・・! ! ! 戦国ベースボール史上最強選手・呂布も登場し、ますます見逃せない三国志トーナメント編第2弾!」

2ヶ月連続発売の2冊目!是非是非。
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りょくち 真太
6/24発売!

「百年に一度の伝説の大会、地獄三国志トーナメントに桶狭間ナインが出場! 圧倒的な強さの三国志チーム相手に勝利できるか! ?」
熱笑! ! 戦国ベースボール第5弾! !

「コミカライズ」&「2ヵ月連続刊行」 と勢いづいております。よろしくお願いいたします。
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りょくち 真太
3/4発売!

「地獄京都で修学旅行中の「桶狭間ファルコンズ」。地獄界No.1イケメン武将・源義経や武蔵坊弁慶ひきいる鎌倉軍と対決!! 本能寺を嫌って京都に来なかった信長がまさかの試合欠場!? そんな中、独眼竜・伊達政宗が…!? 人気爆発シリーズ第4弾!(以上・集英社みらい文庫より)。

今回も読まないとなんのことだかわかりません!
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りょくち 真太
12/4発売!
織田信長率いる桶狭間ファルコンズ、今回は舞台を天国に移し前方後円スタジアムで卑弥呼&聖徳太子率いる古代サンライズと戦います!自分でもナニを言っているのかわかりません!
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りょくち 真太
9/4発売!「戦国ベースボール 信長の野球」の続編です。小学生中級以上のお子様をお持ちの親御さん方、どうかひとつ!!

10/12,FMヨコハマ「books A to Z」にて戦国ベースボールをご紹介いただきました
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小学校中級以上むけの児童文庫です。表紙まわりと挿絵のイラストを担当しました。

「小6の天才野球少年、山田虎太郎が地獄で織田信長ひきいるサムライ野球チームに入団!!」

というぶっ飛んだ設定。楽しく読めて読後は日本史への興味が広がります。お子様に是非!!
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著名イラストレーターのみなさんに混じって、僕もミニキャライラストを50点描き下ろしました。2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」を家族で楽しむためのサブテキストとしても是非!
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子供向け(小学校中学年〜〜小学校高学年もしくは中学生くらい)の戦国武将本です。フルカラー250頁超えで1200円(税別)!お値打ち!

様々なイラストレーターが参加しており(楽しい漫画もあり)、僕はこの本で取り上げられている全武将50人のミニキャライラストを担当してます。
これまで戦国武将占い等のコンテンツや書籍に描いてきたイラスト29名分に加え、今回新たに21人の武将絵を描き下ろしました。
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歴史魂編集部
戦国時代の流れがつかみやすくて面白いですよー。武将イラストたくさん書き下ろしております。


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液タブツルツル問題さようなら。ペーパーライクフィルムを買ってみました。

この記事の概要はタイトルのとおりです。同業の人以外にはよくわからない日記です。

 

僕はwacomのペンタブレットで作業するようになった約十年前からずっと、タブレットの表面にトレーシングペーパーを貼って作業してきました。タブレットのツルツルの描き味が、どうにも性に合わなかったんです。

 

昨年、作業のスピードを上げるために一か八か液晶タブレットを購入したのですが、これが大失敗。液晶タブレットとはいえやはりツルツル面は性に合わず、ホコリを被る結果となりました。ペンの芯をフェルト芯にするなど(普段は Wacom ペンタブレットオプション 替え芯 Intuos4用 ストローク芯 を使っている)ある程度対策は講じましたが全て無駄。もちろんトレーシングペーパーを貼るわけにはいかず、10万ドブに捨てたのか…という悲しい日々を送っておりました。

 

それでも諦めきれず、なにかツルツル苦手派にも打てる手はないのかと定期的に検索を続けていたところ、ようやくこういうものが発売されたことを知りました。ペーパーライクフィルム!?

これ、本当に「紙のような描き心地」だったらスゴイぞ!と、即注文。残念ながら当時amazonでは品切れだったので、わざわざyodobashi.comの会員登録もしました。それほどこの商品は求めていたのものだったのです。

 

まずyodobashiが優秀。amazonプライムと大差ない速度で自宅に届きました。(これは今回の副産物。yodobashi.com、今後もちょくちょく世話になりそうです)

 

そして、数年前にmac book proが家に届いた時と同じくらいワクワクしながら開封し、液晶タブレットに貼り付け。見た目は今まで使っていた保護シートとほぼ変わりありません。そしていざペンで線を引いてみたところ…

 

これは素晴らしい!

まさに僕が求めていたものです!

紙と同等…かどうかは個人差あると思います。僕の感覚では画用紙などやや粗めの紙につけペンで描いてる感じ(ストローク芯使用)。少なくとも僕に関してはこれでずっと悩んできた液晶タブレットツルツル問題は99%解決しました(残りの1%は現時点では判断できないシート&それに対する芯の耐久性です)。

ファースト・インプレッションはとにかく良い。ようやく僕にも液晶タブレットの良さがわかりました。wacomはすぐにこの商品を店頭の全デモ機に貼り付けてエレコムとパートナー契約を結ぶべき。液晶タブレットの売り上げ、マジで倍増すると思います。ツルツルが苦手で液晶タブレットへの移行をためらっている人は結構多いんです。

 

いやーほんといい買い物したわ。今年一番いい買い物。2000円の出費で10万ドブに捨てずに済んだ!

| 日記 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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戦国ベースボールの告知といろいろまとめ

7/24、戦国ベースボール第6弾にして2ヶ月連続発売の2冊目、『戦国ベースボール 三国志トーナメント編⊇葛亮のワナ!』が発売されました。

そしたら即重版出来ですってよ!すごすぎる。

 

 

しかも、第2弾、第3弾も重版が決定!みなさまの応援のお陰です!

 

 

そして7/30(土)にインテックス大阪、8/6に東京ビッグサイトで開催されるジャンプのお祭り、ジャンプビクトリーカーニバルにも戦国ベースボールブース「戦国ストラックアウト」が出展しますよ。最強ジャンプに掲載された漫画版の出展なので僕はあんまり関係なかったりするのですが、作品に関わらせていただいたものとして嬉しい限りです。

 

東京の前日8/5(金)には漫画版の後編が掲載された最強ジャンプが発売!若松浩先生による熱い作品になっておりますのでこちらも是非読んでみて下さい。

 

以上、めちゃめちゃホットなことになってる戦国ベースボール。そろそろ「戦国ベースボールみたいなキャラクターデザインを我が社でも」って依頼があってもいいだろ!マジで!

 

 

| 告知 | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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谷口 江里也 (編集, 翻訳), ドレ (イラスト) 「ドレの旧約聖書」「ドレの新約聖書」(2010/宝島社)(ひとつき十冊で紹介した本・その4)

子どもが異様な関心をしめしたことをきっかけに「青ひげ」という童話について調べてみたところ、ポール・ギュスターヴ・ドレという挿絵作家を知った。知った、というよりようやく名前をちゃんと認識したというべきかも。おそらくこの人の絵は誰でもどこかで一度目にしている。

ドレについてさらに検索してみると、宝島社などから何冊かまとまったものが出ていることを知ったので、ひとまず図書館で「旧約聖書」と「新約聖書」を借りてきた。聖書に関しては今月(忘れかけてましたがこのブログは6月の読書について書いています)は芸術新潮でも読んだので正直言って文章はぱらぱらと拾い読み。主に画集として見ました。

 

絵は言うまでもなく素晴らしい。明暗の表現や構図がドラマチックで感激します。そして昔の絵描きの絵をみていつも思うことであり、ドレの絵を見て改めて強く感じたことが「この時代、映像がなかったんだよなあ…」ということ。僕らは生まれた時から映画やテレビがあるので、知らないうちにライティングやカット割りが頭に入っているんです。知らず知らずそういうものを模倣している。だからこそ現在pixvに玄人はだしの絵師さまがあふれるわけですが、そうでなかったこの時代にどうやればこの表現に行き着くのかという不思議。想像もつきません。

 

そして編者によるあとがきにハッとした。当時は

文化の大衆化が進行して、版画とそれを用いた装画本が熱狂的に受け入れられた時代

だったそうです。それによって

版画はそれまでの油絵のように特定のパトロンに依存するのではなく、不特定多数のプチパトロンを対象に表現することができた。

そしてドレは(油絵・彫刻などにも卓越した表現力を持ちながら)

その中の最大のスターであった

ということでした。

つまり時代の移り変わりを敏感に感じ取り、自覚的に芸術家からイラストレーターに舵を切った極初期の人であったということです。

 

プチパトロンというのはあとがきでは読者を指していますが、直接ドレに賃金を支払うのは現在で言う出版社・編集者でしょう。

そして今後、かつてのプチパトロンはインターネットによってさらにプチ化、細分化されていく。というのは、音楽や書籍と同じように、イラストレーションも定額制の需要が増え続けているのです。日本ではまだそうでもないけれど、海外のストックフォトサイトなどを見るととてもクオリティの高いイラストが定額で(1点数十円で)購入されていて、小さなクライアントを世界中に持つことによって(極僅かな人数のトップクラスのイラストレーターが)それで大きな収入を得ている。クラウドソーシングもしかりで、二極化っつーんですか、この流れはどうやらしばらく続きそうです。

 

そんな時代の岐路にあってドレの絵を見てこのあとがきを読み、自分の今後について思わず深く考えこんでしまったことでありました。

 

ーーーーー

ドレの絵は今後も見ていきたいと思います。

| 読んだ本 | 05:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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主婦の友社編 頭のいい子を育てる366のお話 Kindle版(2011/主婦の友社)(ひとつき十冊で紹介した本・その3)

4歳の息子に、ベッドに入ってからの読み聞かせ用としてkindle版を購入。(我が家ではiphoneで画面を白黒反転させて読みきかせしてます。こうすると暗い部屋でも読める上に光量はほぼないので息子の気が散らない。)

 

それにしてもこのタイトルは酷い。子どもに期待する親の気持につけこみ、子どもに早いうちから親の期待を伝えてしまう。僕はたまたまKindleで買ったが、編集者はこの最悪のタイトルが書かれた背表紙が、家庭の本棚に並ぶことを想像しなかったのか。本のタイトルと売り文句を混同するなといいたい。内容が良いだけに余計に腹立たしい。

 

さてその内容関して。頭のいい子が育つかどうかはさておき、日本を含めた世界中のお話が短くまとめられて366入っている。寝る前に3〜4つ読み聞かせるのにちょうど良い。さらに良いのは童話だけでなく詩や落語、文学の有名作品のあらすじなども入っていること。詩や文学はまだ読んでいませんが、落語なんかは内容もさることながらフレーズが面白いようで、楽しそうに聴いています。とはいえ中には要約しすぎなお話もあるので、そのあたりは親の方で注意が必要。他にも全く問題がないわけではないけどkindle版の価格でこの内容ならとても良いと思います。書籍だと価格や本のサイズもあり評価も変わってくると思う。

 

親として子どもに読み聞かせをしていると、いろいろと思いもしない反応があって面白い。たとえば、子どもは繰り返し同じ話を聞きたがる。こちらはついつい新しい話を読み聞かせてやりたくなってしまうのだけど、子どもは自分の知っている話を聴くことで精神の安定を得るそうです。(これは最近よく聴いてる小澤俊夫のPodcastの受け売り)

それから昔話、童話にはハッピーエンドや勧善懲悪モノだけでなく、思った以上に脈絡が無かったり死人がでる残酷な話が多いこと。そして子供は割りとすんなりそれらを受け入れること。これは読みながら「ああそうだったそうだったと」懐かしく思いました。僕らが子どもの頃の昔話はけっこう怖かったし、その部分をピックアップした「本当は怖い◯◯」というような本がブームになったこともあった。そしてこの「366のお話」ではそういった部分をマイルドに変更せず、死ぬキャラクターはちゃんとあっけなく死にます(さるかに合戦のカニのお母さん等)。ここも僕がこの本を気に入っているところ。

 

そして息子の今一番のお気に入りのお話が「青ひげ」。

これは僕が知らなかっただけで有名な話なのでしょうか?

青い髭の生えた醜い男がメイン。何度か結婚するもすぐに奥さんがいなくなってしまう。醜い男が主人公ということで、てっきり「美女と野獣」のようなお話だと思って読みはじめたのですが…全く違う話でした。このあたり、僕も随分とディズニー的改編に毒されてしまっているようです。

「366のお話」と少し雰囲気は違いますが、ネットに内容があるのでよかったら読んでみてください。

青ひげ

 

…というようなお話。どんでん返し感はこのネットのものより「366のお話」のほうが強いです。だからこそ途中まで普通に読んでしまって、奥さんが小さな鍵を使ってドアを開けたところで後悔した。

しかし息子はこの話を聴いてたいへん興奮して、以来一番のお気に入りになってしまうのだからわからない。今後なにか事件を起こさないことを祈るばかりです。

 

以下感想ではなく余談。青ひげにはモデルがいる。1400年台のフランスの貴族、ジル・ド・レー。かいつまんで書くと、ジャンヌ・ダルクの戦友で、英雄だったとのこと。後に錬金術と黒魔術にハマり(ジャンヌ・ダルクの処刑で心を病んだ説も)、数百人の幼い少年たちを拉致、虐殺。後に処刑されます。

 

物語とはこうやってできていくのだなと興味深い。聖書や古事記なども実際の戦や事件が語り継がれていくうちに神話になっていったのだろうし、戦国武将の逸話なんかも小さなエピソードが大きく語り継がれたり、語り継がれるうちに実際にはなかった話なのに語り手のそうであってほしい願望が入ってきたり、また逆に小さなエピソードや感情が零れ落ちたりする。歴史というのは壮大な伝言ゲームであり、大きな意味での二次創作を繰り返しているのかも。

 

また、ペローの昔話を検索するうちに知った、ペロー童話集の挿絵を描いているギュスターヴ・ドレ(フランスのイラストレーター)にも興味を持ちました。

長くなったのでギュスターヴ・ドレの話はまたこんど書こう。

 

| 読んだ本 | 05:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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「芸術新潮」2016年6月号*仁義なき聖書物語(新潮社)/ 角田 陽一郎 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史 Kindle版」(2015)(ひとつき十冊で紹介した本・その2)

「芸術新潮」2016年6月号*仁義なき聖書物語(新潮社)

10年程前から聖書と宗教画に興味があり、それらに関連した特集の雑誌はつい買ってしまう事が多い。信仰心があるわけではないのだが、そういう人は一定数いるのだろう。Penとか一個人とかで定期的に特集が組まれますね。

 

今回の「芸術新潮」は「仁義なきせいしょものがたり」のタイトルで、旧約聖書の有名なエピソードが広島弁で語られる。架神恭介「バカダークファンタジー」としての聖書入門」「仁義なきキリスト教史」という本が元になっているらしい。検索してみると架神恭介さんは他にも面白そうな本を沢山書かれているが今回は見送った。

 

こういった二次創作物的な切り口の本は「もしドラ」以降増えた気がする。読んでいて楽しいが、こちらの能力の問題か意外と頭に残らない。(余談:「ひとつき十冊」では「二次創作」という言葉が出てこず「同人誌みたいな…」と繰り返し、ドジブックス佐藤さんに「二次創作ということ?」と指摘してもらった)

 

面白おかしい「仁義なき〜」とはまた違う雰囲気のギリシャ正教会の特集もよかったです。

 

似たような本で以前「旧約聖書を美術で読む」というのを購入したがこちらはなかなか読み終わらず、いまやトイレ本になってしまった。絵がモノクロで元の絵をしならないとなかなか読みにくい。芸術新潮の方は絵が大きくカラーなのも良かったです。大判で安価というのは雑誌の強み。

 

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角田 陽一郎 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史 Kindle版」(2015)

宗教画に興味を持ったことで、だんだんとヨーロッパ史に興味が出てきた。また、ここしばらく「ぶらぶら美術・博物館」関連の仕事をやらせてもらってることで西洋美術史にも興味が出てきて、それを知るにはまず一度世界史の流れをざっくりと掴まねば…と購入。

 

僕は高校入学と同時に勉強しなくなってしまったので、指定校推薦で一応大学と名のつくところまでは進んだものの学力としては中学校卒業でほぼ止まっている。最近では日本史関連の仕事をたくさんやらせてもらっているのだけれど、そんなわけで元々の知識ほとんどなく、仕事が来るとあわてて本を読んだり映像をみたりして積み上げている感じ。もともと頭に知識が入ってないぶん全てが新鮮で楽しいのだが仕事は締切があるのでこれはなかなか大変。やはり勉強は学生のうちにしておくべきです。

で、いま世界史に関してもそいういうことをしようとしている。もう40も過ぎて情けない話でありますが。

 

そんな頭で読み始めたこの本、語り口調で書かれていることもあり、世界史の教科書よりはずいぶん読みやすい。ただそのぶん個人的な想いが入っているのでそこは注意が必要かも。

「最速で身につく」というタイトルだけど、殆どのページを子どもの寝かし付け後に暗い部屋で少し読む→そのまま就寝を繰り返してものすごく日数をかけて読んだので、残念ながら地名や人名などはあまり記憶に残らなかった。目的だった「流れをざっくりと掴む」はある程度できたと思うので、時間をとってもう一度読み返したい。

 

著者の角田陽一郎氏はテレビのプロデューサーで、からくりTVやオトナの!を作った方とのことです。

 

| 読んだ本 | 10:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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